人生が変わるCafe「人と本と旅」②~由井 ナナ( 38歳/主婦・一児のママ)~
由井 ナナ(38歳/主婦・一児のママ)
もう5年か。
長女の七美が生まれる前は、今の旦那と同じ病院で看護師として毎日忙しくしてたっけ。七美が生まれてからはもう育児中心の生活で、でも子供と接する時間は大変だけどすごく充実してた。
ママ友の友子とは意気投合して、彼女がいてくれたから結構救われたこともたくさんあったな~。
七美が幼稚園に通いはじめてからは少し手があきはじめて、なんか社会との接点を持たなきゃな~と思いはじめてる。
この前、友子と行ったあのカフェのことが、ずっと自分の頭から離れないのよね。
最近出来た「人と本と旅」っていう、なんか変わった名前のカフェ。
友子が興奮気味に「ナナ、面白いカフェがあるから行こうよ!もうすごいの」って言われて行ったカフェ。
入ってみると、ウッドの感じがあたたかくて、本がたくさん並んでる。
「ここは人生を変えるカフェ」っていうフレーズが目についてパンフレットを読んでみると、どうやらいろんな人のオススメの10冊が、ならんでるらしい。
お店のwebが店頭でも見られるんだけど、そこにあった“未来百景”っていう言葉になんかドキっとさせられたの。
私の未来って…。
そこにはたくさんの人の夢とかビジョンとかが書いてあって。
中には私と同じような感じのママのビジョンもあって、それがまたすごかった。
まだ幼稚園の子供とさらに小さい子供がいながら、絵本を描いたり、絵本をつかったワークショップなんかを自宅とか地元、時には企業にも呼ばれてやっているらしい。
わたしの選択肢には全くなかったはたらき方。
でもそれを見た瞬間、私もこれやりたいって思ったのよね。
ちょうどカフェのオーナー伊川さんがいらして、どうやら友子は顔見知りみたい。
伊川さんが「もし、その方のやっていることに興味をお持ちなら、実際に受けてみたらどうですか?」って言ってくれたので、その方を紹介して
もらって先日申し込んでみたの。
その方は伊川さんのキャリアセッション、VISIONARY WORK DESIGNを受けて、今やっていることの構想をいろいろ整理したみたい。
純粋に絵本のワークショップも受けたいんだけど、それ以上にその話も聞いてみたくて。
どうしていまのことやろうと思ったのとか、どうやったらそんな風にできるのとか。
厚かましいと思われちゃうかな…。
でもなんか私の中で何かが変わりそうで。